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2007年6月  

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ホームディレクトリーについて

 Unix,Linuxシステムに登録されたユーザには、ファイルを保存参照できる専用の領域が割り当てられます。それがホームディレクトリーです。このディレクトリーはユーザ毎に割り当てられますので、自分のディレクトリ(ホームディレクトリ)及びそれ以下のディレクトリに対しては、自由に読み書き出来ますが、他人のディレクトリに関しては、通常読み書きず、それを行う場合は特別な許可が必要となります。なお、管理者特権である root ユーザは全てに関して自由に操作できます。
 ホームディレクトリの場所は、 /home/<ユーザ名> となります。これはWindowsの場合一般的に C:\Documents and Settings\<ユーザ名> に相当します。なお、管理者特権である root ユーザは例外で /root がホームディレクトリになります。
動作について

  • ログインした直後、現在ディレクトリはホームディレクトリとなっています。
  • ホームディレクトリを示す文字として ~ が割り当てられています。
    ユーザ名が user1の場合、~/test.txt  は /home/user1/test.txt ファイルを示します。
  • ディレクトリを切り替える cd 命令で、単なる cd を実行した場合、ホームディレクトリーに切り替わります。

他人のホームディレクトリを参照しようとした時のエラー

他人のホームディレクトリを参照した場合、「フォルダーの内容を表示できませんでした。」「...の内容を表示するために必要な権限がありません。」が表示されます。


なお、ここで示した環境等は一般的な値であり、特別に違う値に設定出来るものもあります。 

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  • ディレクトリ参照ができない。
  • ~ とは何?