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2007年6月  

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Windowsファイルの読み書き設定(FAT,FAT32の設定) (FedoraCore6)

 FedoraCore6からWindowsファイルを読み書き出来るように、WindowsファイルシステムであるFAT,FAT32の設定を行います。FAT,FAT32はWindowsファイルシステムの一つでWindows95/98/MEで標準使用されています。また、Windows2000/XP/Vistaで標準使用されているファイルシステムとしてNTFSがありますが、こちらの設定は、NTFSの設定を参照してください。
 Linuxの場合、ハードディスク上にWindowsファイルシステムが存在したとしても、通常利用できるようになっていません。ここでは、その設定例を示します。

なお、本ページ記載内容に理解出来ない部分がある方は「 Unix , Linux が初心者の予備知識」 を参照してください。

環境設定 (マウント) 

本節目次

  1. 利用可能なFATパーティションの確認
  2. FAT,FAT32パーティションのマウント (mount命令)
  3. 現在マウント状況表示
  4. マウントの解除 (umount命令)
  5. コンピュータ起動時に自動でマウントする設定

利用可能なFATパーティションの確認

fdisk -l  命令で現在パーティションリストが表示されます。

なお、本命例はroot特権が必要ですので、現在rootユーザでない場合su命令でrootユーザとなってください。

$su
パスワード:
# /sbin/fdisk -l

Disk /dev/hda: 107.3 GB, 107374182400 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 13054 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/hda1               1        2550    20482843+   7  HPFS/NTFS
/dev/hda2            2551        3825    10241437+   c  W95 FAT32 (LBA)
/dev/hda3            3826        4080     2048287+  82  Linux swap / Solaris
/dev/hda4   *        4081        6630    20482875   83  Linux
# 
System項目が W95 FAT32 のものがFAT,FAT32 パーティション、HPFS/NTFS のものがNTFSパーティションです。

FAT,FAT32パーティションのマウント (mount命令)

マウントとは、指定デバイス(パーティション)を本Linuxにファイル利用できるように接続する操作です。
たとえば、デバイス /dev/hda2 のFAT32パーティションを /mnt/win ディレクトリに接続して利用する場合以下の操作をします。
  • 本命例はroot特権が必要ですので、現在rootユーザでない場合、su命令でrootユーザとなってください。
  • マウント先にディレクトリが存在する必要があるため、あらかじめ作成しておく必要があります。
$su             <-- rootユーザとなる
パスワード:
#mkdir /mnt/win       <-- マウント先ディレクトリを作成
# mount -t vfat /dev/hda2 /mnt/win -o umask=000
無事マウント出来れば、
ls -la /mnt/win
でWindowsファイルリストが表示されます。
オプション指定の -o umask=000 は全てのユーザに対して読み書き出来るように明記の為です。この設定がない場合、現在ログインユーザーのumask 値が参照されます。例えば #umask で 022 が示されている時、単なる mount -t vfat /dev/hda2 /mnt/win では、umaskが 022 と判断され、所有ファイルに対しては読み書き出来るが、グループ、その他ユーザに対しては読みしかできません。

マウントの関しての詳細は、
$ man mount
を参照してください。

例1: 読み込み専用でマウントする。

# mount -t vfat /dev/hda2 /mnt/win -o ro

例2: アクセスマスク設定付きでマウントする。

# mount -t vfat /dev/hda2 /mnt/win -o umask=002

例3: root特権でない場合のエラー

$ mount -t vfat /dev/hda2 /mnt/win
mount: only root can do that

例4: マウント先ディレクトリが存在しない場合のエラー

# mount -t vfat /dev/hda2 /mnt/win
fusermount: failed to access mountpoint /mnt/win: No such file or directory
FUSE mount point creation failed
Unmounting /dev/hda2 ()
# mkdir /mnt/win
# mount -t vfat /dev/hda2 /mnt/win

現在マウント状況表示

パラメータ指定無しの場合現在状況をリストします。
# mount
/dev/hda4 on / type ext3 (rw)
proc on /proc type proc (rw)
sysfs on /sys type sysfs (rw)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw)
none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw)
sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw)
/dev/hda2 on /mnt/win type vfat (rw)   <--今回マウントしたFAT32
# 

マウントの解除 (umount命令)

例えば、デバイス /dev/hda2 を マウント先 /mnt/win でマウント中の場合、その解除は、
# umount /mnt/win
又は、
# umount /dev/hda2
どちらか一方を行ってください。

コンピュータ起動時に自動でマウントする設定

上記 mount 命令ので利用は、次回コンピュータ起動時には有効となっていません。起動時に自動でマウントする設定は、
/etc/fstab
テキストファイル内に記述します。

なお、設定ファイル /etc/fstab はroot特権がなと変更出来ませんので、rootユーザにて行って下さい。

例えば、デバイス /dev/hda2 を マウント先 /mnt/win でマウントする場合、GNOMEエディター等で /etc/fstab ファイルを開き、下記のような記述を追加します。
エディターの起動例
$ su
パスワード:
# gedit &
エディターで /etc/fstab ファイルを開き下記例の行を記述等します。
# /etc/fstab: static file system information.
#
# <file system> <mount point>   <type>  <options>       <dump>  <pass>
devpts  /dev/pts        devpts  gid=5,mode=620  0       0
tmpfs   /dev/shm        tmpfs   defaults        0       0
proc    /proc   proc    defaults        0       0
sysfs   /sys    sysfs   defaults        0       0
#Entry for /dev/hda4 :
LABEL=/ /       ext3    defaults        1       1
/dev/hda2 /mnt/win vfat defaults,umask=000 0 0         <--今回の例
#Entry for /dev/hda3 :
LABEL=SWAP-hda3 swap    swap    defaults        0       0

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このページの対象者 (「先輩の手順書」 Linux FedoraCore6 )

  • LinuxでWindowsファイルを読み書きしたい。FedoraCoreでWindowsファイルを読み書きしたい。
  • FAT,FAT32を読み書きしたい。
  • mount: only root can do that エラーが発生する。
  • fusermount: failed to access mountpoint エラーが発生する。
  • 起動時にWindowsファイル,NTFS,FAT32 をマウントする方法。利用可能とする方法。
  • Windowsファイルの読みは出来るが書き込みが出来ない。