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インストール直後に必ず行うべき環境設定 2.リポジトリの設定 FedoreCore6(フィドーラコア)にてインストールを行った直後に必ず行った方が良いと思われる環境設定2点を示します。 なお、本ページ記載内容に理解出来ない部分がある方は「 Unix , Linux が初心者の予備知識」 を参照してください。 リポジトリの設定FedoraCore6のインストール直後の状態では、訳ありの為(著作権、特許権、立場等の関係と思います)インストールに含まれていないパッケージがあります。例えば、DVD再生用のマルチメディア関係がそれにあたります。そのようなものは個別にインストールする必要があり、その前準備としてリポジトリの設定が必要です。 GNOME"グノーム"端末等で下記を実行します。 # rpm -Uvh http://www.fedorafaq.org/yum http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm ウェブページに接続して必要ファイルをダウンロードしますのでインターネットが利用可能でないと出来ません。 ここで設定されるリポジトリは推奨設定の一例です。インストールの目的によっては個別にリポジトリ設定ファイルを修正する必要があります。その場合「リポジトリが同時参照しないようにする設定」を参照してください 例1:成功した場合 # rpm -Uvh http://www.fedorafaq.org/yum http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm http://www.fedorafaq.org/yum を取得中 http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm を取得中 警告: /var/tmp/rpm-xfer.P1fhvy: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID a109b1ec 準備中... ########################################### [100%] 1:livna-release ########################################### [ 50%] 2:yum-fedorafaq ########################################### [100%] 例2:スーパーユーザで無いためにエラー発生。 $ rpm -Uvh http://www.fedorafaq.org/yum http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm http://www.fedorafaq.org/yum を取得中 http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm を取得中 警告: /var/tmp/rpm-xfer.vounMK: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID a109b1ec エラー: can't create transaction lock on /var/lib/rpm/__db.000 スーパーユーザ(root)ログインでない状態で行う場合、上記のようなメッセージが表示されます。下記のようにsu命令で一時的にスーパーユーザ状態になって行ってください。又はrootでログインし直して行ってください。 $ su パスワード(P): <-- ここでrootのパスワードを入力します。 # <-- パスワードが正しければ # 状態になります。 リポジトリの予備知識リポジトリについて Unix,Linux本体又はその上で動作するソフトウェアコードの作成を行っている組織、機関、団体、或いは個人は複数存在しており、それぞれの趣旨、目的において開発を行っており、そのソフトウェア、およびその関連ソフトウェアの配布作業をネット上にて行っています。また、ソフトウェアの開発は行っておらず配布作業のみ行っている組織、機関、団体、或いは個人も複数存在します。その配布するパッケージの中には単体のパッケージでなく、他のパッケージを必要としたり、バージョンの整合性が必要であたりとします。また、パッケージの改ざん防止対策を必要としたりして複雑となっています。その配布作業を行っているデータベース若しくはその場所がレポジトリです。
非公式リポジトリを使用する時の問題点ひとつのアプリケーションが複数のレポジトリに収録されている場合があります。例えば、DVD再生をさせる xineは rpm.livna.org や RPMforge に収録されています。それが理由のひとつとなって、インストールや実行時に問題が発生することがあります。以下にその理由の一例を示します。
このような問題対策として、問題発生リポジトリの同時参照をしないように設定しておく必要があります。例えば、 rpm.livna.orgリポジトリとRPMforgeリポジトリは同時参照すると問題発生するため、そのような同時参照設定でインストールはしないようにする暗黙の了解のようなものがあります。この問題はリポジトリサイトの対策により将来改善されたり、またバージョンアップ等により新たな問題が発生したりします。今現在どのような問題が発生しているかは、各リポジトリのウェブページを参照してください。 初心者の方は、非公式リポジトリにしか目的のパッケージが無い等の特別の理由が無ければ非公式リポジトリを使わないことを薦めます。例えば、DVD再生等のマルチメディア関係のアプリケーションのインストールに関して以前は、必要ライブラリー等の関係で非公式リポジトリを使って複雑な手順を行っていましたが、現在は整備されてrpm.livna.org準公式リポジトリで単純な手順によりインストールできます。 リポジトリ(データベース)を利用してパッケージのインストール、アップデートをする命令実際にリポジトリ(データベース)を利用する命令を示します。操作方法は、ヘルプを参照してください。
リポジトリが同時参照しないようにする設定 各リポジトリごとに設定ファイルが /etc/yum.repos.d/ 内に *.repo ファイル名として記載されています。その中の、 enabled= 項目を修正します。 [livna] [rpmforge] このページの対象者 (「先輩の手順書」Linux FedoraCore6 )
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