VMware Player に Fedora7 をゲストOSとしてインストール
VMware Player に Fedora7 をゲストOSとしてインストールし、VMware上で便利に利用できるようにするVMwareTools環境を構築する手順を示します。
インストール環境
- ホストOS (VMware Player本体をインストールするOS) は Windows XP
- ゲストOS(VMwareの仮想マシンに眞ストールするOS) は Fedora7
- VMware Player Ver 2.0.1
- VMware Tools 6.0.1-55017.i386
ページ内目次
1.VMware Player 本体のインストール
2.仮想マシン(仮想コンピュータ)の準備
3.Fedora7をVMwareのゲストOSとしてインストールする
4.ディスプレイ解像度を高解像度にする設定
5.VMware Tools のインストール
6.vmware-config-tools.pl 作業中のエラー対策
7.VMware Tools のインストール後ディスプレイ解像度がおかしくなった場合
8.VMware Toolsの実行
9.VMware共有フォルダーの設定
10.VMware共有フォルダーが利用できない時、ホストOSと共有フォルダーを行う方法
11.VMware ネットワーク ブリッジ モード設定
12.vmware-config-tools.pl 実行ログ
1.VMware Player 本体のインストール
VMwareホームページより VMware Player Ver2.0.1 のWindows版をダウンロードし 本ファイルを実行しWindows
にインストールします。今回はWindows上に仮想マシン(仮想コンピュータ)を作成しその仮想コンピュータにLinux Fedora7 OS をインストールする手順を示します。Windows側はXPを前提に記載しますが、他のバージョンでも同様に行えると思います。
VMware Player ダウンロードファイル名は、「VMware-player-2.0.1-55017.exe」になるかと思います。作業時の最新版をインストールして下さい。
2.仮想マシン(仮想コンピュータ)の準備
VMware Player 内にFedora OS をインストールするための仮想マシン(仮想のコンピュータ)を準備します。仮想マシンとは、VMware
Player をインストールした実際のコンピュータ内に、仮想のハードディスク、仮想のメモリー、仮想のBIOS,仮想のディスプレイ、仮想のネットワークアダプター、仮想のCD−ROM、仮想のUSB等全て仮想の装置を作成したコンピュータ本体そのものが動作をする環境です。
ただし、VMware PLayer は仮想マシン(仮想コンピュータ)の実行を行うのみのフリーソフトであるため、仮想マシンを作成する事が出来ません。そこで、VMware
PLayer で実行出来る仮想コンピュータを準備する方法を2つ示します。どちらか好みの方法にて仮想マシンを準備して下さい。また、ここでは示さない方法が他にもありますのでそちらでもかまいません。
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1. |
見本となる仮想マシン(仮想コンピュータ)がインターネット上からダウンロードしてVMwarePlayerで実行出来ますので、その仮想マシンのハードディスクを初期化しFedoraを新規にインストールします。ダウンロード仮想マシンにはFedora7英語版がありますので、その英語版で良いのであれば新たにインストールする必要はないです。
ダウンロードは VMwarePlayer起動時の画面にボタンがありますのでそれでダウンロードします。 |
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なお、ダウンロードする仮想マシンは、Fedora7用のものである必要はありません、仮想マシンの仮想ハードディスクをフォーマットし新規にOSをインストールし直すので、Linux
カーネルが 2.6 のものであればどれでもかまいません。(他のOSの仮想マシンに Linux カーネルが 2.6 のものをインストールする事は避けた方が良いです。) |
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2. |
無償版のVMware Server がありますので、それをインストールしそちらで仮想マシンを作成し、それを使います、若しくは誰かに作成してもらいそのコピーを使います。
VMware Serverであれば、仮想マシンの作成や実行も出来るのであえて VMware Player を使う必要はないですが、日本語表示のほうが良いとか、機能が限定されているぶん操作が単純、動作が軽いとかの理由でPlayerを使う場合が多分にあるかと思います。
なお、同じコンピュータに VMware Server と VMware Player の両方をインストールできませんので、どちらかをアンインストールする必要があります。 |
3.Fedora7をVMwareのゲストOSとしてインストールする
Fedora7を DVD-ROM 等からインストールします。DVD又は、CDをドライブに設定しVMwarePlayerを実行します。仮想マシンがDVDドライブら起動する設定であればDVD等から起動し下図のようなインストールが始まります。
もし、DVDドライブから起動しないのであれば、仮想マシンのBIOSを確認して下さい。
VMwareを実行したら下記画面が表示されますので、すぐさま、マウスで画面をクリックし、ESCキー若しくはF2キーを押してブートメニュー若しくはBIOS画面にして下さい。OSが起動する環境であれば、ほんの一瞬しか表示されませんので素早く操作して下さい。
本画面が表示されたらすみやかに、マウスで画面をクリックし、F2キーを押してBIOS画面にして下さい。
場合により、ほんの一瞬しか表示されませんので素早く操作して下さい。
ESCキーを押した場合のブートメニュ
F12キーを押した場合のBIOS画面
CD−ROM Driveからブートするには上図のように CD−ROM Drive が最上位にある必要があります。そのようになっていなければ、+ - キーで設定して下さい。
4.ディスプレイ解像度を高解像度にする設定
インストール直後の状態で設定可能なディスプレイ解像度範囲で利用するのに問題なければ次に進んで下さい。
さらに大きな解像度を設定する場合、この後で示す VMwareTools の機能の一部を使用して高解像度を設定する方法がありますが、その作業完了まで待てない、又は、VMwareToolsはインストールしなくてもゲストOSは動作するのであえてVMwareToolsは使わないがディスプレイは高解像度で表示したい方は、以下に示すVMwareで高解像度を利用可能とする設定の一例を行って下さい。
なお以下の操作は root ログインで行って下さい。
-
/etc/X11/xorg.conf ファイルをエディターで直接編集するので単純コピーでバックアップを取っておいて下さい。
例えば次のようにします。
# cp /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf-org
-
/etc/X11/xorg.conf をエディターで開き、以下に示すような、すでにある Screen セクション Identifier "Screen0"
を全て削除します。
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Videocard0"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
EndSubSection
EndSection
-
次に示す Screen と Monitor セクションを最後に追加します。
Section "Monitor"
#DisplaySize 410 310 # mm
### Comment all HorizSync and VertSync values to use DDC:
Identifier "Monitor0"
VendorName "Example"
ModelName "Example 17X"
HorizSync 31.5 - 120.0
VertRefresh 56.0 - 120.0
Option "DPMS"
EndSection
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Videocard0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 16
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
Modes "1024x768" "800x600"
"640x480"
EndSubSection
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 16
Modes "1280x1024" "1280x960"
"1280x800" "1152x864" "1024x768" "800x600"
"640x480"
EndSubSection
EndSection
-
保存終了します。
-
システム メニュー/管理/ディスプレイ を実行します。
-
ディスプレイ設定
解像度を目的の値にし、色の深さを「数千の色」でまず行って下さい。
高解像度で数百万の色指定は実験してみて下さい。
-
ログインをし直し、ディスプレイ解像度の確認をします。
5.VMware Tools のインストール
VMware Tools は必ずインストールする必要はないですが、このツールにより下記の機能が追加されます。下記機能を必要としない場合は、次に進んで下さい。また、インストールにおいて必要な機能のみを選択する事が出来ます。
- ホストOSーゲストOS間でテキストのコピーと貼り付け(コピーアンドペースト)が出来るようになります。
この機能は大変便利。 お勧めの機能。
- ゲストOSの日付、時刻をホストOSに同期させます。
ゲストOSを常にブートして使用する場合、本機能は必要ないですが、VMwareにはゲストOSが実行中であっても、VMware本体を終了出来る機能(ゲストOSの休止状態)があります。その場合、次回ゲストOSを実行した場合、前回の実行中からの続行となります。そのとき日時も続行となるため、ホストOSと違う日時となってしまいます。ホストOS側と同じ日時にする必要があるとき本機能を使います。
- VMwareによる共有フォルダー機能
ホストOS側のフォルダ,ファイルをゲストOS側から直接アクセス可能とする機能です。
- ホストOSーゲストOS間でマウスポインタがシームレスに移動可能となります。
Fedora カーネル 2.6.22.9 では VMware Tools をインストールしなくても動作するようです。もし、本機能のみが必要であるなら
VMware Tools のインストールは不要です。Fedora7をインストール後 # yum -y update を行い、リブート後確認してみて下さい。
- ディスプレイ高解像度の設定。
本機能を使うためのみでVMwareTools をインストールすることは、個人的にはお勧めしません。先の「ディスプレイ解像度を高解像度にする設定」をお勧めします。
手順
-
Fedoraを最新状態にに更新します。 アプリケーション メニュー/システムツール/端末 を起動し yum 命令で更新を行います。
# yum -y update
-
VMware Tools パッケージをコンパイルしますのでその作業に必要なパッケージをインストールします。
# yum -y install gcc kernel-devel
-
VMware Tools パッケージの VMwareTools*.rpm ファイルを準備します。
本ファイルは、VMwarePlayer インストールフォルダー内に linux.iso ファイルとして保存されています。 例えば、
C:\Program Files\VMware\VMware Player\linux.iso です。本ファイルはCD-ROM ディスクイメージファイルなので本ファイルを直接使用できず以下に示す2種類の方法のいずれかで使用して下さい。
-
CD を焼いて作成した場合、そのCDをドライブに設定します。l
inux.iso ファイルを直接挿入接続した場合は、VMwarePlayer 上部の CD-ROM(IDE1:1) ボタンが接続状態である事を確認して下さい。接続状態でなければクリックすれば接続します。それでも接続しない場合は先の設定内容を確認して下さい。
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Fedora のマイコンピュータを開き CD-ROM を開きます。下記のようなファイルリストが表示されます。
VMwareTools-6.0.1-****.rpm ファイルをクリックしてパッケージをインストールします。 拡張子が rpm のファイルですので注意して下さい。
VMware Player Ver 2.0.1 の場合 VMwareTools-6.0.1-55017.i386.rpm のファイルになります。バージョンによりファイル名が変化しますので注意して下さい。
-
上記 VMwareTools-*.rpm のインストールが無事終了したら、次に進む前に念のため、
/etc/X11/xorg.conf ファイルを単純コピーでバックアップを取っておいて下さい。
例えば次のようにします。
# cp /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf-org2
-
端末にて下記を実行します。
# vmware-config-tools.pl
途中色々問い合わせがありますが、単なるEnter(デフォルト値で通過して下さい。
また最後の方で、下記のようなディスプレイ解像度を指定する入力が求められます。
Please choose one of the following display sizes that X will start with
(1 - 15):
[1] "640x480"
[2] "800x600"
[3] "1024x768"
[4] "1152x864"
[5] "1280x800"
[6]< "1152x900"
[7] "1280x1024"
[8] "1376x1032"
[9] "1400x900"
[10] "1400x1050"
[11] "1440x900"
[12] "1680x1050"
[13] "1600x1200"
[14] "1920x1200"
[15] "2364x1773"
Please enter a number between 1 and 15:
目的の解像度を入力します。もし、間違えた場合はもう一度行って下さい。vmware-config-tools.p は何度行ってもかまいません。
例として、「
vmware-config-tools.pl 実行ログ」を示します。
6.vmware-config-tools.pl 作業中のエラー対策
vmware-config-tools.pl でエラーが発生した場合。
VMwareTools-6.0.1-55017.i386.rpm で Fedoraカーネル 2.6.22.9 の場合、下記エラー等が発生します。
/tmp/vmware-config0/vmhgfs-only/filesystem.c: In function ‘HgfsInitFileSystem’:
/tmp/vmware-config0/vmhgfs-only/filesystem.c:582: error: too few arguments to function ‘kmem_cache_create’
/tmp/vmware-config0/vmhgfs-only/filesystem.c:593: error: too few arguments to function ‘kmem_cache_create’
make[2]: *** [/tmp/vmware-config0/vmhgfs-only/filesystem.o] エラー 1
make[1]: *** [_module_/tmp/vmware-config0/vmhgfs-only] エラー 2
make[1]: ディレクトリ `/usr/src/kernels/2.6.22.9-91.fc7-i686' から出ます
make: *** [vmhgfs.ko] エラー 2
make: ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmhgfs-only' から出ます
Unable to build the vmhgfs module.
vmhgfs 関係のところで発生した場合、 ホストOSとゲストOS間で VMware フォルダー共有を行うためのエラーです。処理が完了していませんのでVMwareフォルダー共有が機能しません。VMwareフォルダー共有を使用しないのであればかまいませんので先に進んで下さい。
ホストOSがWindowsの場合、Windowsのファイル共有機能を使えば同様の機能が使えますので、あえてVMwareのフォルダー共有機能を使う必要はありません。しかし、大量のファイルのやりとりを行うとか、ネットワークが使えない環境とかの場合はVMwareフォルダー共有を利用した方が良いですので、でエラー対策を施し再度vmware-config-tools.plを行って下さい。
vmware-config-tools.pl でのエラー対策
本作業手順は、 VMwarePlayer Ver2.0.1 , VMwareTools-6.0.1-55017.i386.rpm ,
Fedora カーネル 2.6.22.9 付近の場合です。
エラー対策手順
- 作業用ディレクトリを作成します。どこでもかまいませんが、本例では /root/vmtmp とします。
- ファイル /usr/lib/vmware-tools/modules/source/vmhgfs.tar を作業用ディレクトリにコピーします。
- /usr/lib/vmware-tools/modules/source/vmhgfs.tar ファイルは修正しますのでバックアップとして単純コピーします。例えば
vmhgfs.tar-org
- 作業用ディレクトリにコピーした vmhgfs.tar を展開します。
- vmhgfs-only ディレクトリ内に展開されているので、その中の compat_slab.h ファイルのプロパティを開き、読み込み専用であったのを書き込み可能に変更します。
- compat_slab.h ファイルをテキストエディターで開き、下記のように一カ所 = を追加します。
/*
* Destructor is gone since 2.6.23-pre1.
*/
#if LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(2, 6, 22) || defined(VMW_KMEMCR_HAS_DTOR)
#define compat_kmem_cache_create(name, size, align, flags, ctor) \
LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(2, 6, 22) の部分を 一カ所 = 文字を追加する
LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(2, 6, 22)
- ファイルを保存し終了します。
- vmhgfs-only ディレクトリを vmhgfs.tar 書庫ファイルにします。 ファイル名 vmhgfs.tar の tar 形式である事に注意して下さい。
- 修正した vmhgfs.tar を元の場所 /usr/lib/vmware-tools/modules/source/ にコピーします。
- vmware-config-tools.pl の実行である5章の7番を行います。
7.VMware Tools のインストール後ディスプレイ解像度がおかしくなった場合
VMware Tools をインストール後、ディスプレイ解像度が小さいサイズで表示されたり等の現象が発生した場合は、VMware Toolsをインストールする前にバックアップしておいた、/etc/X11/xorg.conf
を復帰してみて下さい。ここでの例では、 xorg.conf-org2 で単純コピーバックアップしたファイルにあたります。なお、環境により、VMwareToolsの一部の機能が利用できない場合があります。
8.VMware Toolsの実行
VMwareToolsの実行には vmware-toolbox を 自動設定 (設定/その他の個人設定/セッション/自動設定) で自動実行させていましたが、現在はそのような事をしなくても、
VMwareTools の機能が使えますのでその必要がなくなりました。
9.VMware共有フォルダーの設定
VMware Tools のインストールで vmhgfs 関係がエラー発生せず無事完了した場合、VMware の共有フォルダー機能が使えます。
- 仮想マシンを保存しているフォルダー内の *.vmx ファイルに以下の行を追加します。
下記例では、ホスト側 C:\VMwareShare フォルダーを ゲストFedora側の /mnt/hgfs/VMwareShare にマウントします。この部分を利用目的に合わせて修正して下さい。
##### Shared Folders #####
sharedFolder0.enabled = "TRUE"
sharedFolder0.present = "TRUE"
sharedFolder0.writeAccess = "TRUE"
sharedFolder0.readAccess = "TRUE"
sharedFolder0.hostPath = "c:\VMwareShare"
sharedFolder0.guestName = "VMwareShare"
sharedFolder0.eXpiration = "never"
sharedFolder.maxNum = "1"
- VMware メニュー/Shared Folders で Always enabled を設定します。
- ゲストOS Fedora の再起動
- /mnt/hgfs/VMwareShare に ホストOS側で設定した VMware共有フォルダー本例の場合 C:\VMwareShare が利用できます。
10.VMware共有フォルダーが利用できない時、ホストOSと共有フォルダーを行う方法
VMwareToolsが問題なくインストール出来れば、ホストOSーゲストOS間で共有フォルダーを設定しファイルの相互利用が出来ますが、バージョンの違いにより多分にしてVMwareToolsのインストールに失敗します。その場合、無理にVMware共有フォルダーを使用せず、ホストOS側の共有フォルダーを使用します。その方法を2点示します。設定が簡単な1番の方法をお勧めします。
- ホストOS側の共有フォルダーを使用します。
- ゲストOS側のFedoraに対して特にインストールするパッケージもなく利用できるのでお勧めです。
- ホストOSがWindowsの場合、Windowsの通常の操作で共有フォルダーを作成しておきます。
- ネットワークが NAT モードの場合、ホストOSとの接続時に時間がかかるので、ブリッジーモードで行う事をお勧めします。(NATモードの場合、かなり長い時間経過後ホストOSと接続しますので、暴走したかと錯覚します。) 参考:「VMware ネットワーク ブリッジ モード設定」
- 利用は、ゲスト側のFedoraから、 コンピュータブラウザを起動しその中の「ネットワーク」を選択します。
- 詳細は、「Windows共有フォルダー接続設定」を参照して下さい。
- Sambaを使いゲストOS Fedora 側にWindows共有フォルダーを作成しそれを使用します。
- ゲストOS側のFedoraに対してSambaパッケージをインストールする必要があります。その手間が煩わしい方は、1番の方法をお勧めします。
- ゲストOS側の Fedoraで Samba による共有フォルダーを作成しておきます。
- ネットワークが NAT モードの場合、ホスト-ゲスト間で名前解決の問題が発生する場合がありますので、ブリッジーモードで行う事をお勧めします。参考:「VMware ネットワーク ブリッジ モード設定」
- 利用は、通常のSambaと同じ要領です。
- 詳細は、「Windowsファイルサーバの設定。Samba(サンバ)の設定」を参照して下さい
11. VMware ネットワーク ブリッジ モード設定
VMware のネットワークモードは、NAT がデフォルトとなっており、NATモードでゲストOSをインストールした場合、ネットワークIP等設定を自動取得にしておけば、VMwareDCHP,VMwareNAT
サービスがその周りの設定処理を行ってくれる為特に問題なくインターネット等に接続出来ます。
しかし、ホストOSとネットワーク接続を行う場合、接続時間が特に長かったり(一度接続後は通常の処理時間)、ホストOG側のネットワーク間で名前解決の設定又は問題が生じたりします。
その対策として、ブリッジモードでネットワークを使用する方法があります。ブリッジモードに設定する例を「VMware ネットワーク ブリッジ モード設定」に示します。
12.vmware-config-tools.pl 実行ログ
「
vmware-config-tools.pl 実行ログ」を参照
このページの対象者 (「先輩の手順書」VMware Linux Fedora)
- VMware に Fedoraをインストールしたい。
- VMware Tolols でエラー発生するがどうしたらよいか。
- vmware-config-tools.pl でエラー発生するがどうしたらよいか。
- VMwareでホストOSと共有したい。
- VMware Tools がエラー発生するがホストOSと共有したい。
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